大学1年生の授業にて製作した振り子時計

振り子時計の概要

グループでの製作活動の経験の為に,工作用紙とプラ棒のみを用いた振り子時計を,協力して作る課題が与えられました.各班ごとに目標となる周期が定められ,自分たちの班では,「49秒周期でかつ2回転動く時計」を一か月ほどで製作しました.  振り子時計の合同計測会では,周期48.9秒を計測し,最も目標と誤差が少なかったグループとして最優秀賞を頂くことができました.

説明資料

課題発表時に使用した説明資料

自身の担当部分について

振り子時計のテーマを決める際に,文字盤側を回転させる時計を作ろうという構想が持ち上がり,遊星歯車を採用することとなりました. 自身は遊星歯車の減速比の計算・歯車の製作を行いました.歯車を紙で作っていることもあり,ギア同士で固まってしまい,やすりがけを行い調整する日々を送っていました. また,脱進機や,ギアと遊星歯車の配置の担当でもあり,目標周期に向けた微調整に時間を費やしました.実際,全てのパーツを組み合わせた時には2周期時計が回転しなかった為,前日の深夜に,大きな滑車を振り子時計の上部に製作し,ギリギリ本番に間に合わせることができました. また,グループ全体での進捗管理や,仕事の割り振りも積極的に行い,設計時に考えていた振り子時計に入れたい要素を,すべて搭載することができました.